QOL

ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート

千穐楽を観劇してきた!!

 

良質なエンターテインメントを浴びた!!

結果、心は軽く、視える世界は明るく、なんだかやる気が溢れてくる。

自分がこんな気持ちになれることに感動なう。

 

今、心と頭の中にある全てを表現したくて、感想と言えない感想だけれど、新鮮なうちに残したくて殴り書き。

 

"現場"というものに行くと、時折、この感情が生まれる。

つい2時間3時間前まで憂鬱で重荷になっていた事柄が、屁でもなくなる。なんなら自分から立ち向かっていけそうな、前向きな気持ちになれる。

この気持ちになれた時、良質な最高のエンターテインメントを摂取できたことに、何にも変え難い喜びを感じるのだけれど、ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコートは、まさにそれだった。

 

今のわたし、何にでもなれるし、何でもこなせるし、何にも負けない。

自分の根っこにあったはずだけど見失ってしまっていた、勇気や根性や自分らしさを、見つけ出させてもらったので。

わたしがわたしのまま生きていける、そんな強さをもらえる。

 

何がそうさせたのか、と考えてみる。

 

たぶんいちばんは、音楽の素晴らしさ。

ジョセフの音楽が素晴らしいというのは勿論なのだろうけど、わたし音楽に関して詳しくないので、ハ長調がどうとか何拍子がどうとかはわからなくて、本当にシンプルに、音楽というものを心から楽しめる素晴らしさ。

 

なんであんなに混じり気なく素直に音楽が楽しめるかって、だって演者がみんな音楽の素晴らしさを体現してるんだもの。そんなの観客だって楽しいに決まってる。2時間ずーーーーーーっと音楽を楽しんでる。

すんんんんんごいパワフルな歌とダンスを、ステージを埋め尽くす人数が、煌びやかな衣装を着て表現してた。最高。

 

「いける?え、まだいくの!?まだ!?まだいける!?!?えぇ〜〜!!サイコーーー!!!ヒューー!!!!!」ってゾワゾワしちゃう、歌声と表情まじでやばい。特に平野さんに震えた。この人の限界突破したとこ見てみたいーー!!なんて思った。

(お母さんは平野さんのあまりにも凄すぎる緊張感から、ヤブのちょっと鼻にかかった声で癒されてたらしい。余談。)

 

リューンでお世話になった、原田さんの表現。

目と口と顔の角度だけでもまじでしぬほど楽しかった。ずっとクスクス笑えた。楽しいの。ワクワクするの。

それに加えて、あの10人の兄弟たちの動きと歌唱。プロが揃うと、ああいう遊び方ができるのか、、と。初めて見た。感動した。

 

当たり前だけど、舞台俳優の人たちって、ダンスも上手いのね。体力も並々ならないね。

元木さん、あんなけのプロたちの中に混じって引けを取らない立ち振る舞いだったのすごいなと思った。

わく担からの勧めで観劇できたので気持ちが入っちゃったのだけど、なんかもう一挙手一投足に緊張しちゃって、ちょっと親戚の子のはじめての発表会を見た気持ちになって、めちゃくちゃ泣きそうになった。はじめましてなのにごめんね。おばちゃんすごく感動しちゃった。

 

バーター出演だとどうしても実力と立ち位置が比例しない場合があると思うのだけど、全然心配いらない、まじでベンジャミンの立ち位置にしっかり立っていられる人。

セリフ一言しかないって聞いてたけど、まじで一言しかなかった。

あの一言に懸けてきた想い、一生大切にしていてほしい。

この舞台に立てた気持ちと、2年半をかけたこの公演への想いと経験を、一生持ち続けてこれからのアイドル人生を歩んでほしい。

どこぞのわけわからんばばあがすみませんが、まじで切なる願いです。

おつかれさま、いっぱい美味しいご飯食べて、いっぱい寝て、いっぱい思い出に浸って、是非これからの原動力にしてください。

 

 

話変わるけど、あの、【物語を頭に入れておかないとまったくついていけない感じ】がまたよかった。

事前情報入れてくれたのまじでありがたい。

ミュージカルや舞台はストーリーメインで歌やダンス、音楽を盛り込むのだと思っていたのだけど、ジョセフは音楽ありきでストーリー乗っけた感じが面白くて良かった。たぶんあれストーリーわからなくなっても、一生音楽だけで楽しめる。ステージ上がりたかったもん。コロナ関係なかったら客降りとかみんなで一緒に踊るぜ〜!みたいなくだりとかあったのかな。一緒にスタンディングでのりたかった。

ちょっとこう、ディスコティックを思い出した。

あれ、音楽みんなで楽しもうぜ!踊ろうぜ!歌おうぜ!の会なのだけど、全く同じバイタリティを感じた。わたしなんで着席で手拍子しかしてないの〜!?ってなった瞬間あった(笑)

 

あとオーケストラの人たちマジでかっこいい。

1人でなんこ楽器すんの。

あくまで後ろでひっそり演奏するのが建前なのに、ファラオと目合わせてノリノリで煽られて煽って楽しそうだったのが、めちゃくちゃライブだったなあ。あの瞬間がいちばん好きだったかもしれない。

 

 

 

 

 

ワクワクしちゃって、楽しくって、幸せハッピーになれちゃうミュージカル。

観劇できてよかったです。

ありがとう。

また、再演があるならば、是非伺いたいです!!

 

 

あ、タイトル回収するの忘れてた。

あまりにも強くなれた最高の舞台だったので、QOL爆上がりしそうって話がしたかった。(笑)

QOLってなんなん?って思ってたけど、日々が活力ある楽しいマインドで生きていけるのが、わたしに合った"QOL"だと思った。

QOL爆上がり、毎日明るく軽く生きていけそう。

明日からも楽しく生きたい。

 

 

 

 

 

2022.5.16